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title: "アクソン、AIで研究開発業務の25～30%を年末までに削減へ　11月3日の決算が試金石"
description: "アクソンの製品担当トップが10月21日、社内のAIノルマの条件を初めて公表した。年内に研究開発組織の業務の25～30%を消すという。営業利益率は0.7%、上期のキャッシュフローはマイナス。第3四半期決算が、利益の証明を担うことになった。"
publisher: "The Inference"
section: "Applications"
published: 2026-10-22T15:41:48.397Z
modified: 2026-10-22T15:41:48.397Z
canonical: https://theinference.org/article/axon-says-ai-will-cut-25-to-30-of-research-work-by-year-end-november-3-report-tests-it/ja
language: ja
keywords: "Axon Enterprise, AI Productivity, Law Enforcement, Earnings Preview, AI Adoption"
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# アクソン、AIで研究開発業務の25～30%を年末までに削減へ　11月3日の決算が試金石

> アクソンの製品担当トップが10月21日、社内のAIノルマの条件を初めて公表した。年内に研究開発組織の業務の25～30%を消すという。営業利益率は0.7%、上期のキャッシュフローはマイナス。第3四半期決算が、利益の証明を担うことになった。

[アクソン](https://theinference.org/markets/companies/axon)は、自社の中でAIがどれだけの価値を生むかを初めて数字で示した。2026年末までに、プロダクトマネジメント、デザイン、ソフトウェア開発の業務を25～30%圧縮する見通しだ[1]。約2200人規模の研究開発組織では、すべてのチームに10%の生産性向上目標が義務づけられ、15%を超えて達成したチームには株式報酬が支給される[1]。この条件が初めて公になったのは10月21日。CPOとCTOの2役を1人で務めるジェフ・クニンズ氏への[インタビュー](https://www.financebuzzblog.com/2026/10/21/taser-maker-axon-is-mandating-ai-use-to-speed-up-work-as-surveillance-tools-face-scrutiny/)で明らかになった[1]。

この数字が重要なのは、アリゾナ州スコッツデールに本社を置き、「テーザー」、ボディカメラ、報告書作成ソフト「Draft One」を手がけるアクソンが、成長は売れるが利益は売れない会社だからだ。[6月30日までの直近12カ月間の営業利益率](https://www.trefis.com/stock/axon/articles/619342/has-buying-axon-stocks-dips-paid-off/2026-10-20)は0.7%で、S&P500種の18.5%に大きく見劣りする[2]。フリーキャッシュフローは上期の両四半期ともマイナスで、流出額は約5600万ドルだった[2]。

*Chart: **アクソンの営業利益率、2024年後半以降はほぼゼロ以下で推移** 2023年7～9月期から2026年4～6月期までの12四半期を示す折れ線グラフ。アクソンの四半期営業利益率は13.9%から低下し、2024年と2025年にはマイナス圏に沈み、2025年10～12月期にマイナス6.3%で底を打った後、2026年4～6月期に5.2%へ回復した。*

*アクソンの四半期営業利益率（売上高比）。2023年7～9月期～2026年4～6月期。米証券取引委員会（SEC）提出資料より作成。 [11]*

## AIノルマが降りかかったのは、成長は売れるが利益は売れない会社

株価は、その約束に値を付けている。売上高倍率（PSR）9.6倍というのは、成長がやがて利益に変わるという賭けだ[2]。それでも[アナリストはいまも「強い買い」評価](https://sg.finance.yahoo.com/news/why-axon-enterprise-axon-outpaced-205002533.html)を維持しており、予想PERは49.8倍に乗っている。コスト削減の効果は、すでに株価に織り込まれているということだ[6]。

この連鎖は、製品の中を通っていく。「Draft One」（報告書作成ソフト）は、ボディカメラの音声を警察報告書の初稿に変える。ジェフ・クニンズ最高製品責任者兼最高技術責任者（CPO兼CTO）によれば、初期バージョンは同じ行為を、対象者の肌の色によって異なる言葉で描写していたという。白人の対象者は「現場を立ち去った（left the scene）」、黒人の対象者は「現場から逃げた（fled the scene）」と書き分けられた。クニンズ氏はこれを「あからさまなバイアス」と呼び、同社はその後のチューニングで取り除いたという[1]。今、各地の自治体が採決にかけているのは、まさにこのAIだ。

## 市議会の議題に上るのは、バイアスを抱えたままのAI

今月、ロサンゼルス市議会は、街灯にAI搭載のナンバープレート読み取り装置を設置する試験導入の延期を議決した[1]。本誌は10月21日、[ロサンゼルス市警との2億3500万ドル取引をめぐる委員会での攻防](https://www.theinference.com/article/axon-s-235-million-lapd-deal-hits-a-3-2-committee-vote-demanding-rules-before-the-cameras-go-up)を報じた[3]。

リノ（ネバダ州）市議会は、プライバシーへの懸念にもかかわらず[アクソンとの契約拡大を承認](https://www.2news.com/news/local/reno-council-approves-expanded-axon-contract-despite-privacy-concerns/article_3286d8fe-1b5d-47e8-87c4-35209d4b3f6c.html)した[4]。10月20日にはボーズマン（モンタナ州）の市政委員会が、反対の声を押し切って[240万ドル分のアクソン製機器の購入](https://www.msuexponent.com/i-realize-that-feels-like-a-betrayal-city-commission-approves-purchasing-agreement-with-axon-enterprise/)を承認した。委員の一人は自らの票を「裏切り」と呼んだ[5]。需要のパイプラインと製品の品質は、一つの連鎖でつながっている。エンジニアの労力を締め付けるノルマの圧力は、自治体が署名して導入するツールのすぐ隣にある。

## ノルマを背負うのはエンジニア、果実を握るのは株主

リスクを背負うのはエンジニアだ。必達ラインを達成できないチームは、新機能の開発を前進させるリソースを失う。だが、果実が転がり込むのは株主のほうだ。予想PER49.8倍には、すでにコスト削減分が織り込まれているからだ[6]。クニンズ氏は、この取り組みをコードベースの外にも広げている。社内全体でハッカソンを開催し、IT部門には[ワークデイ（Workday）](https://theinference.org/markets/companies/workday)や[セールスフォース](https://theinference.org/markets/companies/salesforce)の中でAIをカスタマイズする役割を与えた[1]。

## 試金石は第3四半期決算

[米証券取引委員会（SEC）提出資料](https://www.sec.gov/cgi-bin/browse-edgar?action=getcompany&CIK=0001069183)のこれまでの推移は、いまのところ励みにならない。研究開発費は3年間で7700万ドルから2億900万ドルへと増え続けてきた。初めて減ったのは2026年1～3月期で、1億8900万ドルまで下がったが、その後は再び増加に転じている[8]。

*Chart: **アクソンの研究開発費は3年でほぼ3倍、一度だけ減少** 2023年7～9月期から2026年4～6月期までの12四半期を示す折れ線グラフ。アクソンの四半期売上高は約4億1300万ドルから9億400万ドルへ、研究開発費は約7700万ドルから2億900万ドルへと増加している。研究開発費は2026年1～3月期に一度だけ1億8900万ドルへ落ち込んだ後、再び増加に転じた。*

*アクソンの四半期売上高と研究開発費（単位は100万ドル、2023年7～9月期～2026年4～6月期）。SEC提出資料を基に作成。2026年4～6月期の売上高はTrefisも報じている。 [10][2]*

## 研究開発費の4分の1は年およそ1億7000万ドル

昨年の研究開発費は6億8400万ドルだった[7]。その4分の1の業務が消えれば、年およそ1億7000万ドルに相当する。営業利益率が小数点1桁台でしかない会社にとって、まぎれもない大金だ。第3四半期の研究開発費が横ばいもしくは減少に転じ、売上高の伸び率が経営陣が上方修正した33%前後を維持していれば、業務圧縮は現実のものだ[2]。その場合、9月22日以降に16.6%下落した株価は行き過ぎと映る[2]。研究開発費が増加を続けるようであれば、目標はプレゼン資料上の数字にすぎず、市場は利益を「約束」として値付けしていることになる。

もう一つの数字はフリーキャッシュフローだ。経営陣はなお通年でおよそ4億5000万ドルを見込んでいる。ただしそのすべては下期に生まれるもので、上期はすでにマイナスだ[2]。[決算は11月3日に発表される](https://www.ad-hoc-news.de/boerse/news/corporate-news/axon-enterprise-stock-heads-toward-november-3-earnings-with-32-percent-outlook/70237518)[9]。

## AI導入の教訓は、削減を義務付け、測ること

AIを使ってビジネスを築くすべての人への教訓は、アクソンが自らに課しているものそのものだ。手触りのよい場所でAIを導入するのではなく、測定可能な削減目標を設定し、それを上回ったチームに報酬を払う。このノルマを損益計算書上の裏付けある一行に変えた会社こそ、仕事の進め方を変えている会社であり、報われるべきだ。

11月3日、研究開発費とキャッシュフロー計算書が最初の答えを示す[9]。

## Takeaway

年内に研究開発業務の25～30%を削る――アクソンのこの目標は、11月3日に初めて試される。研究開発費が横ばいに止まり、売上高が約33%増で伸び、フリーキャッシュフローが生まれてくれば、ノルマは本物だ。そうでなければ、予想PER49.8倍の株価に織り込まれた、プレゼン資料上の数字にすぎない。

## Sources

1. [FinanceBuzzBlog (originally Fortune), 'Taser maker Axon is mandating AI use to speed up work as surveillance tools face scrutiny', 21 October 2026](https://www.financebuzzblog.com/2026/10/21/taser-maker-axon-is-mandating-ai-use-to-speed-up-work-as-surveillance-tools-face-scrutiny/)
2. [Trefis, 'Has Buying Axon Stock's Dips Paid Off?', 20 October 2026](https://www.trefis.com/stock/axon/articles/619342/has-buying-axon-stocks-dips-paid-off/2026-10-20)
3. [The Inference, 'Axon's $235 million LAPD deal hits a 3-2 committee vote demanding rules before the cameras go up', 21 October 2026](https://www.theinference.com/article/axon-s-235-million-lapd-deal-hits-a-3-2-committee-vote-demanding-rules-before-the-cameras-go-up)
4. [KTVN 2 News, 'Reno Council approves expanded Axon contract despite privacy concerns', October 2026](https://www.2news.com/news/local/reno-council-approves-expanded-axon-contract-despite-privacy-concerns/article_3286d8fe-1b5d-47e8-87c4-35209d4b3f6c.html)
5. [MSU Exponent, ''I realize that feels like a betrayal': City Commission approves purchasing agreement with Axon Enterprise', 21 October 2026](https://www.msuexponent.com/i-realize-that-feels-like-a-betrayal-city-commission-approves-purchasing-agreement-with-axon-enterprise/)
6. [Zacks Equity Research via Yahoo Finance, 'Why Axon Enterprise (AXON) Outpaced the Stock Market Today', 21 October 2026](https://sg.finance.yahoo.com/news/why-axon-enterprise-axon-outpaced-205002533.html)
7. [Fox Business, 'axon enterprise inc. - AXON' company data page, accessed 22 October 2026](https://www.foxbusiness.com/quote?stockTicker=AXON)
8. [Axon, quarterly revenue and research and development figures from its SEC filings, retrieved 22 October 2026](https://www.sec.gov/cgi-bin/browse-edgar?action=getcompany&CIK=0001069183)
9. [AD HOC NEWS, 'Axon Enterprise stock heads toward November 3 earnings with 32 percent outlook', 5 October 2026](https://www.ad-hoc-news.de/boerse/news/corporate-news/axon-enterprise-stock-heads-toward-november-3-earnings-with-32-percent-outlook/70237518)
10. [Axon, quarterly revenue and research and development figures from its SEC filings, retrieved 22 October 2026 (company series)](https://www.sec.gov/cgi-bin/browse-edgar?action=getcompany&CIK=0001069183)
11. [Axon, quarterly figures from its SEC filings, retrieved 22 October 2026](https://www.sec.gov/cgi-bin/browse-edgar?action=getcompany&CIK=0001069183)


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アクソン、AIで研究開発業務の25～30%を年末までに削減へ　11月3日の決算が試金石 — The Inference. Canonical: https://theinference.org/article/axon-says-ai-will-cut-25-to-30-of-research-work-by-year-end-november-3-report-tests-it/ja
