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title: "グーグル、人型ロボットの自社開発へ　ボストン・ダイナミクス元CTOを採用、マサチューセッツ州に3万5000平方フィートのラボ"
description: "グーグルDeepMindは10月15日、ボストン・グローブ紙に対し、マサチューセッツ州ウォータータウンにロボットハードウェアの研究ラボを開設すると明らかにした。率いるのはボストン・ダイナミクスで最高技術責任者（CTO）を務めた人物だ。Apptronikの人型ロボット「アポロ」に載せてデモを重ねてきたGeminiモデルの開発元が、ハードウェアに乗り出す。同じ10月には、エヌビディアがフルスタック型のライバル、Figure AIに10億ドルを追加出資すると報じられたばかりだ。"
publisher: "The Inference"
section: "Hardware"
published: 2026-10-16T19:35:32.338Z
modified: 2026-10-16T19:35:32.338Z
canonical: https://theinference.org/article/google-is-building-humanoid-robots-hiring-boston-dynamics-ex-cto-for-a-35-000-square-foot-massachusetts-lab/ja
language: ja
keywords: "Robotics, Google DeepMind, Humanoid Robots, Boston Dynamics, Nvidia, Physical AI"
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# グーグル、人型ロボットの自社開発へ　ボストン・ダイナミクス元CTOを採用、マサチューセッツ州に3万5000平方フィートのラボ

> グーグルDeepMindは10月15日、ボストン・グローブ紙に対し、マサチューセッツ州ウォータータウンにロボットハードウェアの研究ラボを開設すると明らかにした。率いるのはボストン・ダイナミクスで最高技術責任者（CTO）を務めた人物だ。Apptronikの人型ロボット「アポロ」に載せてデモを重ねてきたGeminiモデルの開発元が、ハードウェアに乗り出す。同じ10月には、エヌビディアがフルスタック型のライバル、Figure AIに10億ドルを追加出資すると報じられたばかりだ。

[グーグルDeepMind](https://theinference.org/markets/companies/google-deepmind)は、ロボットの「頭脳」を供給する側から「身体」を造る側へと踏み込む。その指揮を任されたのは、宙返りする人型ロボットや犬型ロボットで知られるマサチューセッツ州ウォルサムのボストン・ダイナミクスのベテランだ。[アルファベット](https://theinference.org/markets/companies/alphabet)傘下の同研究所は10月15日、[ボストン・グローブ紙に対し](https://www.bostonglobe.com/2026/10/15/business/google-deepmind-cambridge-robotics-lab/)、マサチューセッツ州ウォータータウンに2027年完成予定のロボットハードウェア研究ラボを開設すると明らかにした[1]。

アーロン・サンダース氏はボストン・ダイナミクスに22年在籍し、CTOを務めた後に退社。2025年にDeepMindが採用した[1]。氏は現在、ラボ向けに機械工やエンジニア、研究者の採用を進めている[1]。資金の行き先を決める側にとって、意味するところはこうだ。フィジカルAI（physical AI）の価値は「頭脳」と「身体」を併せ持つ企業に集まりつつあり、グーグルはその両端を自社で握りに動いている。

![正面からカメラを向いたボストン・ダイナミクスの人型ロボット「アトラス」。胸には社名が入る](https://storage.googleapis.com/theinference-public/img/69309ec5d7675cb5.jpg)

*2026年7月に撮影したボストン・ダイナミクスの人型ロボット「アトラス」。アーロン・サンダース氏はウォルサムの同社に22年在籍し、CTOを最後に退社。DeepMindに招かれ、新ラボを率いる。 (Damian B Oh)*

## グーグル、バリューチェーンの中流を内製化

グーグルのロボット知能は、これまで他社の機体の中で動いてきた。7月には「Gemini Robotics 2」が[Apptronik](https://theinference.org/markets/companies/apptronik)の[人型ロボット「アポロ」で実証され](https://hoodline.com/2026/10/google-deepmind-builds-robot-lab-in-cambridge-poaches-boston-dynamics-cto/)[2]、10月13日には「Gemini 4 Argon」が、コーンホール（袋投げ）をプレーする人の動画を見て自前の物理シミュレーションを構築し、[アポロに7投連続の成功を収めさせた](https://theinference.org/article/google-s-gemini-made-apptronik-s-robot-land-7-straight-shots-from-video-alone-jabil-is-the-only-listed-stock)[3][4]。

このデモと、丸1シフト働いて稼ぐロボットとの間に横たわるのは、カメラが映さない部分だ。モデルに合わせて設計する手や腕、機載コンピュート、さらにそれらを製造する生産ラインである。今夏結んだ3万5000平方フィート（約3250平方メートル）の賃貸借契約は、この隔たりを社内で埋めるためにグーグルが支払う対価だ[1]。グローブ紙はさらに、DeepMindが歩き、話し、繊細な作業をこなす自社開発の人型ロボットを進めているとも伝えている[1]。

## パートナーはすでにリスクを口にしていた

こうしたデモを担ってきた「アポロ」の開発元が、テキサス州オースティンの新興企業Apptronikだ。同社は、グーグルの計画をすでにあからさまに聞かされている。最高経営責任者（CEO）のジェフ・カーデナス氏によると、グーグルは提携当初から「ロボティクスのアンドロイド」を作る意向を示し、そのモデルは「多様なパートナーに提供していく」と説明していたという[3]。DeepMindの[デミス・ハサビス](https://theinference.org/markets/people/demis-hassabis)最高経営責任者（CEO）も、同じ「アンドロイド」のたとえでこの戦略を語ってきた[2]。

アンドロイドもやがて、自前のスマートフォンを作った。ロボットの「頭脳」をライセンスで借り受けて「身体」を作るメーカーは、その貸し手が自らハードウェアの研究所を構えた今、交渉のテーブルでは弱い側に立つ。

## 資本市場はすでにフルスタックに値をつけている

人型ロボット新興の[Figure AI](https://theinference.org/markets/companies/figure-ai)は、BMWのスパータンバーグ工場でロボットを11カ月間、毎日シフトで稼働させてきた。モデルの訓練には[エンヴィディア](https://theinference.org/markets/companies/nvidia)製のチップを使う[5]。エンヴィディアが[同社に追加で10億ドルを出資する案を協議している](https://www.eweek.com/news/nvidia-figure-ai-1-billion-investment-humanoid-robots/)と報じられているが、両社とも確認していない[5][6]。このラウンドの評価額は、エンヴィディアが初めて出資した2025年9月にFigure AIが付けた390億ドルに近い水準に落ち着く見通しだ[6]。

Figure AIはモデルから製造まで、すべての工程を自社で握る。ロボットを動かすAIモデル「Helix」[6]と、ロボットを製造する「BotQ」工場[5]の両方だ。この評価額は、[ゴールドマン・サックス](https://theinference.org/markets/companies/goldman-sachs)の[2035年の人型ロボット市場全体に対する予測](https://www.techtimes.com/articles/328801/20261013/nvidias-reported-1b-figure-ai-investment-prices-startup-above-goldman-sachs-2035-humanoid-market.htm)を上回る[5]。Apptronikも[今年、約50億ドルの評価額で資金調達](https://www.msn.com/en-us/news/other/apptronik-s-private-market-share-soars-3600-on-humanoid-robot-hype/ar-AA2bYCNi)した。このラウンドを共同主導したのはグーグル自身だ[3][8]。

*Chart: **Figure AIの評価額390億ドル、ゴールドマンの2035年人型ロボット市場全体予測を上回る** Figure AIの調達評価額390億ドル、ゴールドマン・サックスによる2035年の人型ロボット市場全体予測380億ドル、Apptronikの調達評価額50億ドルを比較した棒グラフ。*

*非上場ラウンドでの調達後（ポストマネー）評価額（単位は10億米ドル）。ゴールドマン・サックスの数値は、2035年の世界人型ロボット市場全体の予測値。報じられているエンヴィディアによるFigureへの追加出資10億ドルは未確認。出典：Tech Times、eWeek、The Inference [3][5][6]*

## 上場株唯一の試金石、ジェイビル

アポロのサプライチェーンで上場しているのは、ロボットの製造を支える受託製造会社[ジェイビル](https://theinference.org/markets/companies/jabil)ただ一社だ[3][7]。この事業を担う部門「Intelligent Devices & Robotics」は、[来る会計年度は2%減の53億ドルになる見通し](https://theinference.org/article/jabil-s-8-5-billion-growth-guide-is-almost-all-ai)を示している[7]。ジェイビルのAI関連の成長を支えるラック、電源、冷却は別の部門にあり、こちらは43%増の見通しだ[7]。

サプライチェーンの「頭脳」側で上場しているのは、アルファベットとエンヴィディアだ。アポロが事業なのかデモなのかを分けるのは、10～12月期の決算だ。数量は縮小が見込まれる部門に現れなければならない。現れなければ、人型ロボットは「選択肢」にとどまり、ジェイビルの請求書を払い続けるのはデータセンターだ[7]。

## 賃借、採用、そして報じられた基本合意書

以上は、フィジカルAIが工場の現場に届くことを否定する材料ではない。現時点で観察できるのは、賃借1件、採用1人、そして報じられた基本合意書（タームシート）1枚で、いずれも同じ方向を向いている。モデルを持つ企業はロボットの「身体」を買い、あるいは作っている。単一の工程を供給するだけの企業は、交渉次第の立場にとどまる。優れたモデルと動くロボットを隔てるのは、エンジニアリングと製造だ。今月、グーグルもエンヴィディアも、それを自社保有すると決めた。

## Takeaway

ウォータータウンのラボで、Geminiモデルの持ち主であるグーグルDeepMindがロボット本体ビジネスに参入する。報じられたエヌビディアの10億ドルはFigure AIのフルスタック戦略に報いるもので、このチェーンへ上場株で入れる入口は、依然としてジェイビル（Jabil）しかない。

## Sources

1. [The Boston Globe, "More robots are coming to Cambridge as Google announces a new lab," October 15, 2026](https://www.bostonglobe.com/2026/10/15/business/google-deepmind-cambridge-robotics-lab/)
2. [Hoodline, "Google DeepMind Builds Robot Lab in Cambridge, Poaches Boston Dynamics' CTO," October 2026](https://hoodline.com/2026/10/google-deepmind-builds-robot-lab-in-cambridge-poaches-boston-dynamics-cto/)
3. [The Inference, "Google's Gemini made Apptronik's robot land 7 straight shots from video alone; Jabil is the only listed stock," October 14, 2026](https://theinference.org/article/google-s-gemini-made-apptronik-s-robot-land-7-straight-shots-from-video-alone-jabil-is-the-only-listed-stock)
4. [Blockchain News, "Gemini 4 Argon trains Apollo robot to master cornhole," October 13, 2026](https://blockchain.news/ainews/gemini-4-argon-trains-apollo-robot-to-master-cornhole)
5. [Tech Times, "NVIDIA's Reported $1B Figure AI Investment Prices Startup Above Goldman Sachs' 2035 Humanoid Market," October 13, 2026](https://www.techtimes.com/articles/328801/20261013/nvidias-reported-1b-figure-ai-investment-prices-startup-above-goldman-sachs-2035-humanoid-market.htm)
6. [eWeek, "Nvidia Reportedly Eyes Another $1B Investment in Figure AI's Humanoid Robots," October 8, 2026](https://www.eweek.com/news/nvidia-figure-ai-1-billion-investment-humanoid-robots/)
7. [The Inference, "Jabil's $8.5 Billion Growth Guide Is Almost All AI," October 9, 2026](https://theinference.org/article/jabil-s-8-5-billion-growth-guide-is-almost-all-ai)
8. [Benzinga via MSN, "Apptronik's private market share soars 3,600% on humanoid robot hype," September 10, 2026](https://www.msn.com/en-us/news/other/apptronik-s-private-market-share-soars-3600-on-humanoid-robot-hype/ar-AA2bYCNi)


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グーグル、人型ロボットの自社開発へ　ボストン・ダイナミクス元CTOを採用、マサチューセッツ州に3万5000平方フィートのラボ — The Inference. Canonical: https://theinference.org/article/google-is-building-humanoid-robots-hiring-boston-dynamics-ex-cto-for-a-35-000-square-foot-massachusetts-lab/ja
