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title: "スノーフレイクCFO、CoCoの予測は「いささか無謀」——それでも投資家は7.42%の上乗せを払った"
description: "ウォールストリートはスノーフレイクのAIエージェットを材料に収益見通しを引き上げる。一方、ブライアン・ロビンス最高財務責任者(CFO)は、CoCoを業績見通し(ガイダンス)に織り込むことは「いささか無謀」だとして拒む。どちらかが間違っている。答えを出すのは12月期決算だ。"
publisher: "The Inference"
section: "Money"
published: 2026-10-10T21:24:38.863Z
modified: 2026-10-10T21:24:38.863Z
canonical: https://theinference.org/article/snowflake-s-cfo-calls-forecasting-coco-somewhat-reckless-investors-just-paid-7-42-more-anyway/ja
language: ja
keywords: "Snowflake, AI Agents, Earnings, Free Cash Flow, Valuation"
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# スノーフレイクCFO、CoCoの予測は「いささか無謀」——それでも投資家は7.42%の上乗せを払った

> ウォールストリートはスノーフレイクのAIエージェットを材料に収益見通しを引き上げる。一方、ブライアン・ロビンス最高財務責任者(CFO)は、CoCoを業績見通し(ガイダンス)に織り込むことは「いささか無謀」だとして拒む。どちらかが間違っている。答えを出すのは12月期決算だ。

[スノーフレイク](https://theinference.org/markets/companies/snowflake)の投資家は10月9日、同社の最高財務責任者(CFO)自らが業績予想に組み込まない製品に、7.42%分の上乗せを払った。同社が[「Agentic Marketplace Discovery」をパブリックプレビューとして公開](https://markets.financialcontent.com/stocks/article/stockstory-2026-10-9-snowflake-snow-stock-trades-up-here-is-why)すると発表した受け、株価は368.89ドルで引けた。このツールを使えば、顧客はスノーフレイクのAIエージェント「CoCo」に問いかけ、マーケットプレイス掲載情報を検索・比較できる[1][3]。CoCoは強気シナリオの中核にある。7月期時点のアカウント数は約9,100で、この四半期に2,000件超増えた[1]。

## 強気筋は予想を引き上げ、CFOは警鐘

アナリストは直近2回の決算発表の後、それぞれ収益見通しを引き上げてきた。2027会計年度のコンセンサスは3月31日以降に約7%、2028会計年度は約10%上昇している[1]。だがロビンスCFOには、ガイダンスにその積み上がりを持ち込む気はない。9月15日に開かれたパイパー・サンドラーの「Growth Frontiers」カンファレンスで、ロビンス氏は[CoCoの予測をガイダンスに織り込むことを「いささか…無謀」と評し](https://finance.yahoo.com/markets/stocks/articles/snowflake-stock-jumped-7-day-155639989.html)、割り引きをかける理由を「データは2四半期分しかない。だからこそ、その数字の正体に近づきつつある」と説明した[1]。スノーフレイクのCoCoスキル上位10位には、顧客の請求額を減らすコスト最適化機能まで入っている[1]。

## 実際に口座に残る現金

7月期のフリーキャッシュフロー(FCF)は8,380万ドルと、市場予想の1億727万ドルを21.87%下回った。直近5四半期で3回目の下振れである。1株当たり損失は0.55ドル(GAAPベース)だった[1]。[SEC提出資料](https://www.sec.gov/cgi-bin/browse-edgar?action=getcompany&CIK=0001640147)によると、7月期は増収率が35.1%に加速した一方、FCFは15億5,000万ドルの収益に対して8,400万ドルにとどまった[4]。この格差を、今後12カ月(NTM)ベースの調整後PER146倍やNTM売上高ベースのEV倍率18倍という評価水準が、いずれ埋め合わせなければならない[1]。9月に発行した年利0%の転換社債37億5,000万ドルが、希薄化リスクを加える[1]。

*Chart: **収益は毎四半期積み上がり、FCFは薄いまま** スノーフレイクの四半期別の収益とFCFを示す折れ線グラフ(単位:10億ドル)。2024会計年度第3四半期から2026会計年度第2四半期までの8四半期が対象で、収益は9億4,000万ドルから15億5,000万ドルへ上昇する一方、FCFは5,800万ドルと7億6,500万ドルの間で増減を繰り返している。*

*スノーフレイクのSEC提出資料(company_series経由)に基づく四半期別の収益とFCF(単位:10億ドル)[4]。2026年7月期の0.084(10億ドル)は、ヤフー・ファイナンス経由のTIKRデータによる8,380万ドルと一致する[1]。 [4][1]*

## 移行は従来10~11カ月、CoCoなら約6カ月に

強気シナリオの核は実在する。従来10~11カ月かかった移行が、CoCoのエージェントを使えば約6カ月で済むようになった。スノーフレイク自身も、自社のBI(ビジネスインテリジェンス)・分析ツールの契約を解約し、CoCoのダッシュボードに切り替えた[1]。アナリストの投資判断は「買い」36人、「やや買い」9人、「保有」5人、「やや売り」1人、「売り」1人[1]。一方、弱気派の最も強い論拠は行動面にある。受注(ブッキングス)の中身を、株を買う投資家よりもよく知っているのがCFOであり、割り引きをかけているのはそのCFO自身だという点である。

*Chart: **52人中45人が「買い」以上の評価** スノーフレイクに対するアナリスト52人の投資判断を示す円グラフ。「買い」36人と「やや買い」9人が円の大部分を占め、「保有」5人、「やや売り」1人、「売り」1人が残りのわずかな部分を構成する。*

*2026年10月時点のスノーフレイクに対するセルサイドの投資判断。ヤフー・ファイナンス経由のTIKRデータでは、52人中「買い」36人、「やや買い」9人、「保有」5人、「やや売り」1人、「売り」1人[1]。 [1]*

## どちらが正しいか、答えは12月2日

10月期決算は12月2日ごろの発表予定で、アナリストは約36%の増収を想定している[1]。CoCoのアカウントがさらに2,000件以上増え、増収率がこのラインを上回れば、割り引きはかけすぎだったことになる。増加幅が小さければ、経営陣の判断が正しかったことを意味し、146倍という評価は逃げ場を失う。数えるべきはパブリックプレビューではなく、アカウント数だ。

## Takeaway

ウォールストリートはCoCoを見込んでスノーフレイクの業績予想を引き上げる一方、ブライアン・ロビンスCFOはデータが2四半期分しかないことを理由に、同じエージェントの数値を割り引く。どちらが正しかったかは12月2日の決算発表が決める。

## Sources

1. [Yahoo Finance / TIKR, 'Snowflake Stock Jumped 7% in a Day. Here's Why Its CFO Haircuts the CoCo Forecast', 10 October 2026](https://finance.yahoo.com/markets/stocks/articles/snowflake-stock-jumped-7-day-155639989.html)
3. [StockStory via FinancialContent, 'Snowflake (SNOW) Stock Trades Up, Here Is Why', 9 October 2026](https://markets.financialcontent.com/stocks/article/stockstory-2026-10-9-snowflake-snow-stock-trades-up-here-is-why)
4. [Snowflake, quarterly figures from its SEC filings, retrieved 10 October 2026](https://www.sec.gov/cgi-bin/browse-edgar?action=getcompany&CIK=0001640147)


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スノーフレイクCFO、CoCoの予測は「いささか無謀」——それでも投資家は7.42%の上乗せを払った — The Inference. Canonical: https://theinference.org/article/snowflake-s-cfo-calls-forecasting-coco-somewhat-reckless-investors-just-paid-7-42-more-anyway/ja
