賄賂の夜、ファーストエナジー側に助言 ジョブズオハイオ議長が本日も宣誓証言

ファーストエナジーを訴える州年金基金は昨日、ジョシュ・ルービン氏の証言尋問を始めた。ロビイスト出身のジョブズオハイオ理事会議長は、本日も宣誓の下で証言に臨む。同社取締役会は火曜日、四半期配当を決定した。民事損害賠償の額は、いまだ算定されていない。

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Vincent JiangVincent Jiang · 3 min read
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オハイオ州のマイク・デワイン前知事の公式肖像写真
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2019~23年にオハイオ州知事を務めたマイク・デワイン氏は2018年12月18日、ファーストエナジーのCEO(最高経営責任者)と副社長と会食した。検察によれば、サム・ランダッツォ氏への430万ドルの支払いはこの夜に交渉されたという。

ルービン氏、再び証言席へ

裁判記録によると、ジョブズオハイオ(JobsOhio)理事会議長のジョシュ・ルービン氏は、ファーストエナジーを被告とする連邦民事裁判を前に、2026年9月30日と10月1日の両日、デポジション(宣誓証言録取)に臨む 1。昨日に続き、本日も証言席に戻る。原告の州年金基金やその他の投資家は、同社が「州の著名議員を買収する違法なキャンペーン」を隠していたと主張する 1。ルービン氏は同社の幹部に助言したのち、ロビイストとして契約した 1。

会食、コンドミニアム、430万ドル

2018年12月18日、当選から間もないマイク・デワイン氏とジョン・ヒューステッド氏は、コロンバス・アスレチッククラブでファーストエナジーのチャック・ジョーンズCEOとマイケル・ダウリング副社長と会食した 1。その席には、ファーストエナジーのロビイスト就任を数週間後に控えたルービン氏もおり、幹部らに、この足で向かうサム・ランダッツォ氏のジャーマン・ビレッジにあるコンドミニアムの件をデワイン氏に告げないよう助言した。検察によれば、規制当局に就任する前のランダッツォ氏への430万ドルの支払いは、この夜に交渉されたという 1。

ダークマネー6000万ドル、和解金2億3000万ドル

ファーストエナジーは2018年と2019年、電力利用者の料金で賄う13億ドル規模の救済措置を成立・維持するため、ダークマネー(使途を秘匿した政治資金)団体を通じて6000万ドル超を支出した。規制当局の監査では、この時期の資金のうち30万ドルがルービン氏の会社、CJRグループに流れていたことが判明した 1。2021年7月の起訴猶予合意は、2億3000万ドルの支払いに加え、6000万ドルがラリー・ハウスホルダー氏の支配する非営利団体に渡ったことの認定を含んだ 27。ハウスホルダー氏は懲役20年に服している。幹部らの初公判は2月上旬に始まったが評決が割れて結論に至らず、2度目の審理が待たれている 13。

ファーストエナジーの不祥事期の資金、ダークマネー6000万ドルからルービン氏の会社への30万ドルまで

$0M$20M$40M$60Mダークマネー(2018~19年)$60Mランダッツォへの支払い$4.3Mルービン氏のCJRグループへの手数料$0.3M証言席に届く支払い
Data
Value
ダークマネー(2018~19年)$60M
ランダッツォへの支払い$4.3M
ルービン氏のCJRグループへの手数料$0.3M
HB6をめぐる時期のファーストエナジーの個別支払い(単位は100万ドル、線形目盛)。CJRグループへの手数料はダークマネー総額の0.5%に相当する。数値はオハイオ・キャピタル・ジャーナル(2026年9月29日付)による。1

議長の顧客ら、建設ブームの恩恵に

ルービン氏は2023年9月からジョブズオハイオ理事会の議長を務めている。同機関は州の酒類事業(リカー・フランチャイズ)収入を財源に、ファーストエナジー向けのものも含め、助成金と融資に20億ドル超を投じてきた 1。ルービン氏の顧客であるインテルは、ジョブズオハイオから1億5000万ドル超の支援約束を、州行政府からは20億ドル超を引き出している 1。

建設ラッシュを後押ししたのも同じ仕組みだ。デワイン氏、ヒューステッド氏とジョブズオハイオは2023年、アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)が計画する78億ドル規模のオハイオ州での拡張を発表した 4。AEPオハイオでは、2035年までのデータセンター容量を対象とした拘束力のある契約はすでに1万7861メガワットに達し、同社の過去のピーク需要帯の上限を約70%上回る規模だ 5。

建設ラッシュが踏み込む電気料金

オハイオ州の平均電気料金は2022年から2026年1~3月期までに約34%上昇し、1キロワット時あたり10.6セントから14.3セントに上がった 5。アマゾン、グーグル、マイクロソフト、メタの各社は、大型の新設データセンターに、確保した容量の少なくとも85%を最長12年にわたり支払うことを原則として求める料金制度に猛反対した 4。

この料金制度を認可したのは、ランダッツォがかつて委員長を務めた州の規制委員会だ 1。ファーストエナジーの供給区域内にあるクリーブランド郊外のレイクウッドでは、住民が相次ぐ停電をめぐり、同社に「恥を知るべきだ」と詰め寄った 6。

止まらない配当

取締役会は9月29日(火)、普通株配当を1株あたり46.5セントと決定し、12月1日に支払う。このリリースのリスク要因の記述には、HB6関連訴訟と起訴猶予合意が今も並んでいる 7。配当額は2月11日の増配以降据え置かれ、配当性向は直近12カ月利益の98.94%に達する 8。データが残る8四半期すべてで、設備投資は営業キャッシュフローを上回っている 9。

ファーストエナジーの設備投資、データのある8四半期すべてで営業キャッシュフローを上回る

  • 営業キャッシュフロー
  • 設備投資
$0B$0.5B$1B$1.5B24年7~9月期24年10~12月期25年1~3月期25年4~6月期25年7~9月期25年10~12月期26年1~3月期26年4~6月期$1.35B営業キャッシュフローの谷底
Data
営業キャッシュフロー設備投資
24年7~9月期$0.78B$1B
24年10~12月期$1.04B$1.29B
25年1~3月期$0.64B$1.01B
25年4~6月期$1.08B$1.23B
25年7~9月期$0.85B$1.32B
25年10~12月期$1.14B$1.17B
26年1~3月期$0.15B$1.26B
26年4~6月期$0.99B$1.35B
四半期別、単位は10億ドル。SharadarがファーストエナジーのSEC提出書類をもとにまとめた基礎データ(2026年10月1日取得)。設備投資は支出を正の値で表示。9

宣誓の2日間が決めるもの

どの情報源も民事損害賠償の額を見積もっておらず、州の監査も、電気料金の上昇のうちどれだけがデータセンター起因かを明示していない 5。ルービンの証言は、訴訟を和解へと近づけるか、ジョーンズ氏とダウリング氏が再審理を待つあいだに公判記録を積み上げるか、そのどちらかになる 13。AI建設ラッシュは、オハイオ州の決める料金を払う。そのルールを誰が作ったのかが、ついに宣誓の下で問われている。

Deepdive

AI-generated from this story and its cited sources. Not investment advice.

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